1 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/11/27(日) 14:11:07.23 ID:nF5ursqp0
●女子トイレ

さやか「うー…、休み時間中にトイレ行っとけばよかった…」タッタッタ

「ま……ぁ!……どかぁ!」

さやか「うん?誰か先客かな…」

「あぁ!まどかぁ!まどかぁ!中に、中に出すわっ!」

さやか「なっ……転校生ッ!?」

ほむら「………ぁ?」

ほむら「だ、誰かいるの…?」

さやか「………」

引用元: http://hayabusa.2ch.net/test/read.cgi/news4vip/1322370667/

3 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/11/27(日) 14:18:02.05 ID:nF5ursqp0
————
———
——

ほむら「………」

さやか「…話はわかったよ」

さやか「あんたの身体が所謂フタナリって奴で、まどかをオカズにオナニーしてたんでしょ?」

ほむら「………」

さやか「……不潔」

さやか「よりによって学校であんな事してさ。恥ずかしくないの?」

ほむら「それは…!」

ほむら「その………」

さやか「……最悪」

さやか「あんたみたいなのがまどかの近くにいるなんて、悍ましいったらないわ」

ほむら「……」
6 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/11/27(日) 14:24:39.57 ID:nF5ursqp0
さやか「それで?あんたはその汚らしいフタナリちんこでまどかの事狙ってた訳?」

ほむら「そ、それは違うわ!」

さやか「はぁ?まどかでシコッてた奴が否定できんの?」

ほむら「それは、だって、私……」

ほむら「まどかの事は好きだけど、そういう事をしたいとかじゃなくて…」

さやか「さっきさぁ、『中に出す』とか宣ってなかった?」

さやか「つまりそれってさ、そういう事でしょ?」

さやか「まどかとセックスしたくて仕方ないんじゃないの?」

さやか「そんなに親しくもないのに」

ほむら「あ……う………」
10 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/11/27(日) 14:33:51.86 ID:nF5ursqp0
ほむら「う…ぅ………」ブルブル

さやか「…………ハァ」

さやか「とりあえず、もう金輪際まどかには近寄らないで」

ほむら「!」

さやか「まどかには絶対に手を出させないから」

ほむら「ぅ………」

さやか「わかった?」

ほむら「………」

さやか「返事しろよ、変態ッ!」

パシンッ

ほむら「ッ!!」
11 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/11/27(日) 14:34:36.12 ID:nF5ursqp0
ほむら「……わかったわ」ジワァ

さやか「何で泣いてんのさ、気持ち悪い」

ほむら「う、う………」シクシク

さやか「……ふん!」タッタッタ

ほむら「……っ、……」シクシク

ほむら「………まどかぁ」シクシク
14 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/11/27(日) 14:37:14.17 ID:nF5ursqp0
——数日後

まどか「最近、ほむらちゃん学校来ないね…」

さやか「………ん」

まどか「どうしたんだろう?心配だなぁ…」

さやか「さぁね。今頃必死こいてマスかいてるんじゃない?」

まどか「ます?」キョトン

さやか「………なんでもない」
22 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/11/27(日) 14:43:29.82 ID:nF5ursqp0
まどか「今日もCDショップ行く?」

さやか「んー……」

ほむら「————」フラッ

さやか「あ」

まどか「うん?どうしたの?さやかちゃん」

さやか「……ごめん、まどか。今日は私、用事があったんだ」

まどか「あ、そうなんだ…。じゃあ、普通に帰ろうか?」

さやか「ううん。私はこのまま向かっちゃうから、今日はここでお別れしよう?」

まどか「ん…わかったよ。またね、さやかちゃん」

さやか「うんっ!また明日ね、まどか」
26 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/11/27(日) 14:50:12.22 ID:nF5ursqp0
まどか「じゃーねー」タッタッタ

さやか「気をつけて帰るんだぞー」ヒラヒラ

さやか「………」ヒラヒラ

さやか「………さて」

————
———
——

●路地裏

ほむら「………」

ザッ

さやか「転校生」

ほむら「………」

さやか「あんた、こんな所でなにしてんの?」

ほむら「別に…」
28 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/11/27(日) 14:53:13.22 ID:nF5ursqp0
さやか「私、言ったよね?」

さやか「まどかにはもう近づくな、って」

ほむら「そうだったかしら?」

さやか「っ!この……」スッ

ほむら「また暴力?」

さやか「ぁ…?」

ほむら「また叩いて黙らせるつもりなのかしら?美樹さやか」

ほむら「確かに私は健全な人間ではないかも知れない…けど」

ほむら「それなら、貴女は私よりも健全といえるのかしら?」
31 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/11/27(日) 14:59:37.21 ID:nF5ursqp0
さやか「あんた、何言って…」

ほむら「ねぇ、さやか」

さやか「………気安く呼ばないでよ」

ほむら「私と貴女、実はよく似ているんじゃないかしら」

さやか「ハッ、そんな訳——」

ほむら「sayamado380」

さやか「———っ」ビクッ

ほむら「貴女の携帯の、ロックのかかっている画像フォルダ」

ほむら「中身はなぁに?」ニヤァ

さやか「………殺す」

ブンッ

ほむら「おっと」ヒョイ
39 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/11/27(日) 15:07:57.97 ID:nF5ursqp0
ほむら「ハァ……気に食わないとすぐに暴力」

ほむら「貴女……野蛮ね」

ほむら「まどかには相応しくない」

さやか「何を知った風に!」スッ

ほむら「ほら、また」

さやか「あんたがいけないのよ!」ブンッ!

ほむら「口と手が同時に出るような人、まどかの近くに置いておけないわ」ヒョイッ

ほむら「………私が更正させてあげるっ!」

ガッ

さやか「うあっ…!」フラッ

さやか「痛っ!」ベシャッ

ほむら「さやか、一緒にまどかに相応しい人になりましょう?」ニンマリ
46 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/11/27(日) 15:15:45.05 ID:nF5ursqp0
————
———
——

●???

————どれだけ時間が経ったのかはわからない。

私は、あの路地裏でスタンガンか何かで気絶させられたらしい。

気付けば私は両手足を拘束されて、薄暗い室内に閉じ込められていた。

少なくとも、あいつ———暁美ほむらが私をこんな目に合わせた事は間違いない。

が、だからといって何が出来る訳でもなかった。

あいつは私をどうするつもりなのだろう。

このまま放置して、邪魔な私を亡き者にでもするのか。

それとも———

『一緒にまどかに相応しい人に』

それとも、あいつは私の事を…。
53 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/11/27(日) 15:24:02.26 ID:nF5ursqp0
やがて唐突に室内に明かりが点され、ここが窓のない、どこか一般家庭の一室である事がわかった。

どこの家にもありそうなリビングで、電話やパソコンなどはないが、割と大きなテレビが置いてある。

コツ、コツと足音がしてきた。

あいつだ。

ほむら「お目覚めのようね、さやか」

さやか「…………」

ほむら「余り睨まないで欲しいわ」

ほむら「これから貴女が死ぬまで、唯一接する事の出来る人間になるのよ?」

さやか「はぁ?何言ってんのよ、犯罪者が」

ほむら「あら、随分なお言葉」

ほむら「同じ犯罪者同士、仲良くしましょうよ?」

ほむら「ね?盗撮魔さん」
64 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/11/27(日) 15:34:15.05 ID:nF5ursqp0
さやか「………」

ほむら「しらばっくれないで欲しいわ。貴女の携帯電話の中身、知ってるのよ?」

ほむら「よく撮れてた…。私、夢中でオナニーしちゃったもの」

ほむら「流石、私と同じ変態さんね」

さやか「…死ね」

ほむら「ふふ。今となっては、貴女のその野蛮な所も可愛いわ」

ほむら「………ねぇ、せっかくだし、上映会をしようと思うの」

ほむら「二人で楽しみましょう?貴女の作品達を」
75 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/11/27(日) 15:42:25.28 ID:nF5ursqp0
そう言って、ほむらは身動きのできない私を抱き抱えた。

私は抵抗してみたが、どういう訳かほむらは微動だにせず、逆に抱えるほむらの力に私の身体が悲鳴をあげた。

そのままほむらはテレビの前のソファーに座った。

私は抱きしめられる形で座らされ、離れようと身をよじらせたが、

ほむら「うるさい」

という一言と共に側頭部を殴打され、情けない事にそれだけで抵抗する気力を失ってしまった。

私が静かになったのを見て、私の頭を撫でてくるのがまた腹立たしかった。

ほむら「さて、それじゃあ始めましょうか」ピッ
82 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/11/27(日) 15:53:01.21 ID:nF5ursqp0
さやか「………」

画面に、あられもないまどかの写真が映し出される。

どれも目線がよそを向いているような写真ばかり。

盗撮と呼ばれる類の写真。

全て、私が撮影したものだった。

ほむら「ああ…、素晴らしいわ、まどか。そんなはしたない格好……」

ほむらの息が荒くなって、私の耳元をくすぐり始めた。

私を拘束する手は、次第に私の胸や足の付け根へと伸びていく。

私をまどかの代わりにでもしようというのだろうか。

そんな事をしたって———

クチュッ

さやか「ひぁっ……!」ビクンッ

ほむら「あら。あなたも随分濡れてるじゃない」
83 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/11/27(日) 15:53:25.41 ID:nF5ursqp0
さやか「そんな訳…」

ほむら「………ふぅん」クチュクチュ

さやか「んくっ…、ぁっ、ぁっ……」ブルブル

ほむら「ふふ。感じやすいのね、さやかは」
88 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/11/27(日) 16:09:35.43 ID:nF5ursqp0
ほむら「ん……もう、服はいらないわね」

おもむろにほむらが私の制服に手をかける。

さやか「え…?」

次の瞬間には、私の着ていた服は全てビリビリに破かれていた。

さやか「なっ、何すんのよ!」

ほむら「え?だって、邪魔じゃない」

さやか「意味わかんないっての!」

ほむら「意味って、貴女の服にもう意味はないでしょ?」

さやか「はぁ…?」

ほむら「だってもう、貴女が服を着ても見せる相手は私だけよ?」
90 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/11/27(日) 16:10:14.28 ID:nF5ursqp0
ほむら「貴女は死ぬまでずっとここにいるんだから」

ふざけている様子はなかった。

ほむら「貴女の一生は、もう私の物よ」

ギュッと抱きしめられる私の身体。

画面に映ったまどかは、見向きもしない。

まぁ………当然なんだけど。
98 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/11/27(日) 16:23:11.35 ID:nF5ursqp0
まどかの写真が流れていく。

どのまどかもこちらを見てはおらず、笑顔はどこか別の誰かへ向けられている。

ほむら「さやか。私、貴女の事は大嫌いだったけど…」

ほむら「あなたの撮影のセンスだけは、心の底から尊敬していたわ」

ほむらが私の身体を抱え上げ、

ほむら「ん……♪」

女の大事な所に、熱いナニかを押し当てた。

ほむら「ああ…まどか、ごめんなさい」

ほむら「私、毎日毎日貴女でオナニーして、貴女を汚し続けていたわ…」

ほむら「でもね、まどか。私、もう大丈夫なの」

ほむら「いくら汚しても変わらない、私と同じ人が…」

ほむら「最高の友達が出来たから」

私の秘裂に、ほむらが押し入ってきた。
104 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/11/27(日) 16:32:50.11 ID:nF5ursqp0
痛いという感じはなかった。

ただ、ぽろぽろと涙が流れた。

身体を串刺しにされて、玩具のように揺さぶられて。

目の前には私が現実から切り取った、私を気にしていないまどかがいて。

ほむら「まどか…っ、許して…!」ハァハァ

ほむら「私、もう貴女を汚したりしない…!」ハァハァ

私を見ていない人に初めてを奪われているだけだったから。
107 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/11/27(日) 16:44:38.23 ID:nF5ursqp0
————
———
——

————ほむらが三度絶頂に達するだけの時間が過ぎた。

硬さを失った性器を私の中に残したまま、ほむらはキャンディーを舐めるかのように、私の身体に下を這わせ、時折私ではない誰かの名前を呼んでいた。

網膜に映る映像は理性にたどり着く前に裁断され、光の粒子だけが脳に蓄積されていく。
112 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/11/27(日) 16:50:00.09 ID:nF5ursqp0
何も見えなくなってしまった私に、ほむらは言う。

『まどかはもう許してくれたかしら?』

私が傍からいなくなったまどかに、ほむらが許しをこいた時、まどかはどうするだろう?

私は少し考えて、ポツリと呟いた。

さやか「………そんな訳ないでしょ」

まどかは優しいから、もしかしたらこの変態を許してしまうかも知れない。

そんなのはダメだ。

だから、こいつは私が縛り付けておかなければならない。

まどかには、絶対に手を出させない。


おわり

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