1 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2014/01/11(土) 23:56:26.13 ID:c3dXXYjD0
のび太「何だよそれ」

ドラ「未来で流行っているゲームだよ
仮想現実といって、まるで世界そのもののようなコンピューターの中に意識を飛ばして戦うんだ」

のび太「ぼくケンカは苦手だよぉ」

ドラ「戦うと言っても銃で戦うんだ
これなら君の得意分野だろ?」

のび太「ホント?だったらやってみたい!」

ドラ「よし、それじゃあ2025年へ行こう」
ドラ(お金がもらえることは黙っておこう)


ドラ「よし着いたよ
準備はしておいたからこの輪っかを頭から被って寝転がるんだ」

のび太「わかった」

ドラ「僕も後から追いかけるからね
こう叫ぶんだ、リンクスタート!」

のび太「リ、リンクスタート!うわ!」

引用元: http://hayabusa.2ch.net/test/read.cgi/news4vip/1389452186/

3 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2014/01/12(日) 00:00:14.36 ID:JiI94OZ/0
表現力乏しいので豊かな想像力でお楽しみください


のび太「わあすごい!ホントの世界みたいだ!」

ドラ「とりあえずこの世界に慣れないとね
初心者用のチュートリアルステージがあるからそれを受けよう」

数分後
NPC「君には才能があるこれからに期待している」

のび太「えへへ~それほどでも~」

ドラ「それはそう言うようになってるんだよ
それより装備を整えて能力値上げだ」
8 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2014/01/12(日) 00:06:27.75 ID:JiI94OZ/0
のび太「能力値上げ?」

ドラ「そう、この世界じゃ各能力を上げないと強敵とは渡りあえない」

のび太「ぼく難しいことわかんないよ」

ドラ「そこはこのAIに任せなさい
君はどんな銃が使いやすい?」

のび太「そうだなあ……リボルバーみたいに軽くて連射できるものかな」

ドラ「よし、それじゃあこうしよう!」
9 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2014/01/12(日) 00:14:35.89 ID:JiI94OZ/0
1週間後、BoB予選
のび太「本当にこの大会でなきゃダメ?」

ドラ「もちろんだよ!何のためにここまでの育てたと思ってんの!君には才能があるんだよ!」

のび太「わかった、頑張るよ」

司会「えーこれからにBoB予選を開始します」

荒れた高原ステージ
のび太「ああ緊張するなあ」

ササッ

のび太「そこか!」パパパパパパン!

プレイヤー「チッ」ドドドドドドドドドドドド!!

のび太「おっと危ない」スッ、カチャッ

のび太「ごめんなさい!」ビーー

プレイヤー「ぐあっ!」

HEAD SHOT!!
のび太「ふう」スチャッ

数分後
NPC「予選D終了です」
13 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2014/01/12(日) 00:24:02.37 ID:JiI94OZ/0
NPC「予選D終了です」

キリト「あいつ…」

シノン「見ない顔ね、あの子」

キリト「ああ…なんて連射スピードだ
それにあの反応速度」

シノン「ええ、かなりやるわね」

ドラ「いやあよかったよのび太君」

のび太「そうかな~えへへ」

ドラ「本戦は明日だからもう今日は帰ろう」

のび太「わかった」

キリト「のび太…か」
18 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2014/01/12(日) 00:31:19.93 ID:JiI94OZ/0
翌日、BoB決勝
ドラ「いよいよだよのび太君」

のび太「うん、勝てるかな」

ドラ「きっと大丈夫さ」

司会「BoB決勝戦を開始します」

廃墟ビル群ステージ
ドラ『いいかいのび太君、決勝では生き残ればいいからできるだけ身を潜めるんだ』

のび太「よし、ここに隠れていよう」

それから30分、ぼくは場所を転々としながら隠れ続けた
幸い、別のプレイヤーを狙っていたスナイパーに1度出くわした以外、見つかることは無かった
20 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2014/01/12(日) 00:43:34.56 ID:JiI94OZ/0
のび太「さっきの索敵レーダーではぼくを除いてあと2人だ
そろそろ動かないとな」

キリト「やっぱり死んだ奴の中にシノンの名前は無かった
そしてあののび太という奴もいなかった
リアルの名前を使っているっぽいが初心者か?
作った名前ならバカみたいな名前たが…」

シノン(キリトの奴、何を考えているのかしら)
「狙われているのがわかっているのかしら」

シノン「いいわもう、勝たせてもらうわよ」ガチ…

キリト(ニヤリ)

シノン「なっ」

バンッ、キッーン ガン!
You are Dead!
シノン「なんてやつ、また負けた」
23 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2014/01/12(日) 00:48:52.21 ID:JiI94OZ/0
のび太「あとひとりだ
この人はぼくの真正面500mってところだな
きっと向こうからくるだろし様子をみよう」

キリト「さてと、散々隠れてた人が急に出てこないだろうし、こっちから行きますか」


のび太「来た!よし、残り10mに入ったら麻酔弾を使って…」

キリト(残り10mが勝負だな)

のび太(あと10m…)

キリト(あと5m…)


キリト「今だ!」ダッ

パパパパパパン!
キリト「は、速い!だが負けねえ‼︎」

キリト(麻酔弾!?仕方ない、一気に距離を詰めて!)

キリト「うおおおお」
27 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2014/01/12(日) 00:51:20.69 ID:JiI94OZ/0
のび太(今だ!)スチャッ

パパパパパパン!
のび太(そんな!?ぼくの弾をあんなに避けるなんて!)
のび太(だったらもうあの銃で!)カチャッ

キリト「うおおおお」

ヴィィィィィィィ‼︎
29 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2014/01/12(日) 00:53:41.91 ID:JiI94OZ/0
キリト「!?確かに切ったと思ったんだが…」

のび太「はあ、はあ、あの人の動き早すぎる
とりあえず逃げたけど、あの人に勝つにはどうしたら…」

キリト「あの状況から逃げるなんて只者じゃないな」

のび太「こうなったらドラえもんがくれたこの空気砲で吹っ飛ばしてから…」

キリト「そんなに遠くへは行っていないはずだが…」
34 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2014/01/12(日) 00:58:19.61 ID:JiI94OZ/0
のび太(次の索敵までは待てない、それまでにあの人の近くへ行って…)

キリト(よし、こうなったらおびき出してやる)
キリト「ねえのび太くーん」

のび太「⁉︎」

のび太「なめられてる…だったらもう空気砲なんてやめて真剣勝負だ!」

ザザッ
のび太「君!」

キリト「やあ、のび太君、俺と本気で勝負しないか?」ニヤリ
39 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2014/01/12(日) 01:02:54.87 ID:JiI94OZ/0
司会「おおっと!ここで残った2人が中央通りで向かい合った!まるで西部劇のガンマンのようです!」

のび太「ルールは簡単、ここからお互い逆方向に向いて歩く
ぼくが3つ数えたら撃ち合いの合図だ」

キリト「いつでもいいよ」

のび太「じゃあ、始めるよ」

のび太「ひとつ!」
のび太(おそらくあいつはあの光剣でぼくの弾を打ち返す、でも…)

のび太「ふたつ!」

キリト(ヤツが引き金を引いた瞬間が命だ)
のび太・キリト(絶対勝つ!)

のび太「みっつ!」
パパパパパパパパパパパ‼︎

キリト(さっきより速い!だが…)
キリト「負けるかよ!」バチンッバチンッ

のび太(速い!)
のび太(もう避けられない!)

キリト「いっけええええ‼︎」

ヴォォォンッ‼︎
44 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2014/01/12(日) 01:07:01.56 ID:JiI94OZ/0
司会「今回のBoB勝者はキリト選手です!」
ワーーーーーパチパチパチ
司会「キリト選手には……」

のび太「負けちゃった」

ドラ「仕方ないね、彼は主人公補正がゲフンゲフン
とにかく君は頑張ったよ」
(2位でも十分お金は貰えるしね)

のび太「それにしても強かったなああの人」

ドラ「まあまた次があるよ、その時までにまたレア武器とか揃えよう!」

のび太「そうだね、今度はみんなとやりたいな」

終わり

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