1 : 以下、名無しが深夜にお送りします 2013/09/09(月) 02:57:05 ID:9y/iMVX.
クリスタ「これからよろしくお願いします」

ざわざわ ざわざわ

ライナー(結婚しよ)

「可愛い」「天使だ」

担任「ほらお前等静かに!えっとレンズさん、その、急な転入だったからまだ席を用意してなくてね」

クリスタ「はい?」

担任「とりあえず後ろの空いてる席に座って貰えるかな」

クリスタ「わかりました!」

「おい、あの席は……」ヒソヒソ

「天使がいきなり汚れてしまう……」ヒソヒソ

クリスタ(皆どうしたんだろ?)

引用元: http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/internet/14562/1378663025/

2 : 以下、名無しが深夜にお送りします 2013/09/09(月) 03:09:24 ID:9y/iMVX.
クリスタ(この席ね、結構綺麗に使われてる)

担任「では授業を始めるぞー」

ライナー(集中しよ)

担任「では前回の続きをレオンハート、読んでくれ」

アニ「はい」スクッ

ガラッ

ユミル「ん?何だ?何で知らねえ奴が私の席に座ってんだ?」

クリスタ「えっ?」

ユミル「丁度いい、立ってるアニが説明してくれよ」

アニ「はぁ、彼女は今日転入してきたんだよ、で席がないからアンタの席空いてたから使ってるわけ」
3 : 以下、名無しが深夜にお送りします 2013/09/09(月) 03:19:40 ID:9y/iMVX.
ユミル「ふーんなるほどな、じゃあ私はどうしたらいいんだ?」

アニ「さあね、それは先生に聞きなよ」

担任「えっ……」

クリスタ「あ、あの!私どきますから!どうぞ座って下さい!」

ユミル「あ?じゃあお前どうすんだ?」

クリスタ「えっと、たっ立ったまま授業受けます」

ユミル「はぁ?そこのアニみたいにか?」

アニ「私は教科書読むために立っただけだよ」
4 : 以下、名無しが深夜にお送りします 2013/09/09(月) 03:27:00 ID:9y/iMVX.
ユミル「チッめんどくせぇ、えっと、転入生名前なんつうんだ?」

クリスタ「クリスタ、クリスタ・レンズです」

ユミル「じゃあクリスタ、ちょっとついてこい」

クリスタ「えっ?今授業中……」

ユミル「いいよな先生?」

担任「あ、ああ……」

ユミル「だってさ、行くぞ!」グイッ

クリスタ「えっ、ちょっ、どこにですか!え、先生?えっ?ええ!?」

ざわざわ ざわざわ
5 : 以下、名無しが深夜にお送りします 2013/09/09(月) 03:35:50 ID:9y/iMVX.
クリスタ「あっあの、どこに行くんですか?」

ユミル「あ?お前の席探しに決まってんだろ」

クリスタ「えっ?」

ユミル「とりあえず職員室だな、使ってない教室探せば机の一つくらいあるだろ」

クリスタ「そんな、悪いですよ」

ユミル「あ?何言ってんだお前、私が無償で探すと思ってんのか?」

クリスタ「え?」

ユミル「授業サボって探すんだ、後でこの分の恩は返して貰うから覚悟しとけよ?」
6 : 以下、名無しが深夜にお送りします 2013/09/09(月) 03:43:36 ID:9y/iMVX.
ガラッ

ユミル「えっと空き教室の鍵はっと」

クリスタ「し、失礼します……」

ユミル「これとこれか」ジャラ

ユミル「ほら行くぞ」

クリスタ「う、うん、失礼しました……」

ガラッ

「またユミルか……」

「あの子は確か今日転入してきた子じゃ……」

「いきなり目を付けられたんですかね、可哀相に」
7 : 以下、名無しが深夜にお送りします 2013/09/09(月) 03:53:38 ID:9y/iMVX.
ユミル「とりあえずここだな」

カチャッ ガラッ

ユミル「うわっ、ホコリすげえな!」

クリスタ「わっ、本当!」

ユミル「えっと、机はっと……お!あるじゃねえか!」

クリスタ「え!さっき先生無いって言ってたのに……」

ユミル「どうせ探すのめんどくさかったんだろ、一旦これ廊下に出せ」

クリスタ「うんわかった、せーの!」フラッ

ユミル「おいおい、お前机の一つも運べねえのか?使えねえなぁ、ほら貸せ!」ヒョイ

クリスタ「う……ごめんなさい……」
8 : 以下、名無しが深夜にお送りします 2013/09/09(月) 04:03:39 ID:9y/iMVX.
ユミル「とりあえず使えるくらいには綺麗になったな」

クリスタ「あっありがとうございます」

ユミル「言葉の礼はいらねえよ、私がしてほしい事出来たらその時は頼むな」

クリスタ「はい、わかりました」

ユミル「何で敬語なんだよ、同い年なんだからタメ口でいいよ」

クリスタ「うん、わかった……えっと、名前……」

ユミル「あ?そういや言ってなかったな、私はユミルだ、呼び捨てでいいぞ」

クリスタ「えっと……ユミル、一緒に机探してくれてありがとね」
9 : 以下、名無しが深夜にお送りします 2013/09/09(月) 04:15:01 ID:9y/iMVX.
クリスタ「早く机持って教室に戻ろ?」

ユミル「は?いいって、一時間くらいサボっても問題無いって」

クリスタ「でも……」

ユミル「なら先に戻れよ」

クリスタ「私じゃ教室まで机運べないよ……」

ユミル「押して行けばいいだろ?それも出来ないくらいのお嬢様なのか?」

クリスタ「お、お嬢様じゃないよ……今は……」

ユミル「『今は』か、ふーん」

クリスタ「私先に戻るね、探してくれてありがとね、じゃあね!」グイッ
10 : 以下、名無しが深夜にお送りします 2013/09/09(月) 04:19:47 ID:9y/iMVX.
ここまで
最初マサルさんぽいけど関係無いです、すみません
15 : 以下、名無しが深夜にお送りします 2013/09/09(月) 23:55:22 ID:9y/iMVX.
クリスタ「よいしょ……あっ、階段……」

ユミル「はぁ、やっぱな」

クリスタ「ユミル、サボるんじゃないの?」

ユミル「別に?鍵返さないといけねぇし」

クリスタ「そう、じゃあお先にどうぞ」

ユミル「ああ悪いな、じゃあ教室でな」スタスタ

クリスタ「あっ……」

ユミル「ん?何だ?」

クリスタ「ううん……何もないよ、教室でね」

ユミル「おう、頑張れよ」スタスタ
17 : 以下、名無しが深夜にお送りします 2013/09/10(火) 00:19:36 ID:GpO.J3rg
クリスタ「はぁ、はぁ、あっ!」ガシャン

ユミル「なあ?何で私に助けを求めないんだ?」

クリスタ「え?」

ユミル「お前さあ、机運ぶ気ねぇだろ?このまま休み時間になるまで待つつもりだったろ?」

ユミル「そんで誰かに教室まで運ばせてか弱い女の子とでも思われたかったんだろ?」

ユミル「そうすりゃこれからの学園生活楽だもんな」

ユミル「その容姿だ、馬鹿な男は何でもしてくれるだろうな」

クリスタ「違う……私は……そんなこと……私は……」
22 : 以下、名無しが深夜にお送りします 2013/09/10(火) 01:28:18 ID:GpO.J3rg
ガラッ

ユミル「ただいま、気にせず授業続けていいぞ」

クリスタ「ユミル、静かにしないとダメだよ」

ユミル「あ?うるせーなあ、席どうするクリスタ」

クリスタ「私はユミルの横がいい」

ユミル「うわ、お前気持ち悪いな」

クリスタ「ええ?いいじゃない、ここ、ここ」

ユミル「はぁ、わかったよ、ほら」ガタン

ユミル「あ?何見てんだよ、文句あんのか?」

クリスタ「ゆっユミル、ダメだって、授業は静かに!」
23 : 以下、名無しが深夜にお送りします 2013/09/10(火) 01:38:20 ID:GpO.J3rg
ユミル「ほらクリスタ、昼飯食いに行くぞ」ガラッ

クリスタ「うん!」タッタッ

「天使が悪魔に連れて行かれた……」

「もしかしてレンズさんも恐い人なんじゃない?」

「人は見かけによらないって言うもんねぇ」

ベルトルト「ライナー、固まってるけどどうしたの?」

ライナー「ちょっと机と椅子を探してくる」

ベルトルト「君は何を言ってるんだ?」

ライナー「自己紹介の時に俺と目が合ったんだよ、あれは……」

ベルトルト「僕も合ったからそれは勘違いだよ」

ライナー「いや、俺の方が長かったはずだ!」
25 : 以下、名無しが深夜にお送りします 2013/09/10(火) 01:55:23 ID:GpO.J3rg
???「はい、よろしくお願いします!私はサシャ・ブラウスです、サシャって呼んで下さい!」

サシャ「でこっちの坊主頭が……」

???「コニー・スプリンガーだ、俺もコニーでいいぜ?」

クリスタ「サシャにコニー、よろしくね、私の事もクリスタって呼んでね」

ユミル「とまあ自己紹介はそんくらいで飯食おうぜ」

サシャ「はい!もう私腹ぺこですよ!」ギュルレルルレ

コニー「お前授業中もなっててうるさかったぞ」

サシャ「いいじゃないですか、どうせ授業わかんないんですし」
30 : 以下、名無しが深夜にお送りします 2013/09/10(火) 02:44:20 ID:GpO.J3rg
サシャ「私はコニーと違ってちゃんと掛け算と割り算出来ますよ!」

コニー「俺だってそれくらい出来るぜ?」

サシャ「7×6=?」

コニー「13だろ」

サシャ「それは足し算です、正解は44ですよ」

ユミル「42だバカ」

サシャ「あれ?そうでしたっけ?」

ユミル「このレベルだ、わかったか?」

クリスタ「数学は諦めよっか!」ニコッ

コニー「そうか?まあ鉛筆転がせばなんとかなるしいいか」

サシャ「そうですね」
32 : 以下、名無しが深夜にお送りします 2013/09/10(火) 03:07:04 ID:GpO.J3rg
ユミル「あまりクリスタに変な事教えんなよ?」

クリスタ「変な事って、普段は何してるの?」

サシャ「帰りにラーメン食べたり、タコ焼き食べたり、鯛焼き食べたりですかね」

コニー「誰かの家でテレビゲームとかもするよな!」

クリスタ「買い食いにテレビゲーム……」キラキラ

ユミル「後たまに喧嘩売ってくる奴シバいたりだな」

クリスタ「えっ……それは……」

サシャ「大丈夫ですよ、ユミルが喧嘩してたのは一年くらい前までですから」
35 : 以下、名無しが深夜にお送りします 2013/09/10(火) 03:37:30 ID:GpO.J3rg
クリスタ「ありがとねアニ」

アニ「どういたしまして、何か困った事があればいつでも言ってくれて構わないからね」

クリスタ「うん、その時はお願いするね」

アニ「あそこのゴリラみたいなのには気をつけな」ヒソヒソ

クリスタ「えっ?」チラッ

ライナー(こっちを見た!俺に気がある!)

ベルトルト(あの顔は勘違いしてるな、はぁ……)

クリスタ(凄い笑顔でこっち見てた……)

アニ「まあユミルが近くにいるなら大丈夫さ、じゃあね」ヒソヒソ

クリスタ「え?うん、じゃあね」
41 : 以下、名無しが深夜にお送りします 2013/09/11(水) 03:14:43 ID:m4qUBXbQ
コニー「そういやさ、クリスタは携帯持ってねえのか?」

サシャ「持ってるなら番号交換しましょうよ!」

クリスタ「いいけど一昨日買って貰ったばかりだから使い方がよくわからないの」

ユミル「ならちょっと貸してみな」

クリスタ「えっと、はい」

ユミル「最新機種かよ、まあ操作方法は大体一緒だからな」ピッピッ

ユミル「よし、これでいいな、ほらお前等も赤外線」

サシャ「では私から!」
43 : 以下、名無しが深夜にお送りします 2013/09/11(水) 03:31:24 ID:m4qUBXbQ
サシャ「はい、クリスタ私達からのプレゼントです!」

クリスタ「いいの?本当に貰って」

コニー「ああ、そんなに高くねえし気にせず食べてくれ」

ユミル「そういうこった、有り難く頂いとけ」

クリスタ「うん、ありがとね皆!」ニコッ

ユミル(結婚してくれ!)

サシャ(神様!)

コニー(何だこの気持ちは!?)ドキッ

ゲシッ

コニー「イテッ!何すんだサシャ!」

サシャ「何でもありませんよ!」
44 : 以下、名無しが深夜にお送りします 2013/09/11(水) 03:40:48 ID:m4qUBXbQ
サシャ「やっぱり帰りながらのタコ焼きは美味しいですねぇ」モグモグ

クリスタ「本当だね、帰りながら何か食べるなんて初めてだからドキドキする」モグモグ

ユミル「たまに食べるのがいいんだよ」モグモグ

コニー「今日はどうする?」

サシャ「何がですか?」

コニー「この後だよ、どっか寄ってくか?」

ユミル「あのなぁ、クリスタは転入してきたばっかだぞ?今日くらいゆっくりさせてやれ」

サシャ「それもそうですね、特進は授業数多いですし疲れたでしょう」
57 : 以下、名無しが深夜にお送りします 2013/09/11(水) 06:04:00 ID:m4qUBXbQ
コニサシャ「zzz」

眼鏡「こら、二人とも起きんか!」ゴッゴッ

コニー「いてえ!」

サシャ「痛いです……」

眼鏡「お前達は特に聞かんか!少しは集中しろ!」

コニー「んなこと言っても全然わかりません」

サシャ「私もさっぱりです」

眼鏡「ならお前達だけ特別に補習でもするか?」

コニサシャ「いえ!授業をちゃんと聞きます!」

眼鏡「最初からそうしなさい」

クスクス クスクス

眼鏡「では授業に戻るぞ」
65 : 以下、名無しが深夜にお送りします 2013/09/11(水) 23:30:41 ID:m4qUBXbQ
コニー「なあ、クリスタの家ってどんなんだろうな」モグモグ

サシャ「気になるんですか?」モグモグ

コニー「いやまあ、すげえボロかったり逆に豪邸だとあれじゃねえか?」モグモグ

サシャ「確かにそれはそうですけど、普通じゃないですか?」モグモグ

コニー「わかんねえぜ?実は段ボールで出来た家かもしれねえぞ?」モグモグ

サシャ「コニーはクリスタを何だと思ってるんですか?」モグモグ

コニー「うーん、やっぱ普通にマンションやアパートかな?」モグモグ

サシャ「それか一軒家ですかね」モグモグ
67 : 以下、名無しが深夜にお送りします 2013/09/11(水) 23:46:35 ID:m4qUBXbQ
プルル

サシャ「はい!」

ユミル『だからはえーよ、で今何処だ?』

サシャ「ふっふっふ、何処だとおm」プチッ

サシャ「え!?切られましたよ!嘘?」

コニー「変な事言うからだ、かけなおせよ」

サシャ「冗談が通じないですねぇ」

プルルルル プルルルル

ユミル『何か用か?』

サシャ「食堂です、すみません」

ユミル『わかったよ、待ってろ』プチッ

サシャ「今から来るそうです」
74 : 以下、名無しが深夜にお送りします 2013/09/12(木) 00:53:06 ID:aKJmsSEk
サシャ「クリスタは兄弟とかいらっしゃるんですか?」

クリスタ「えっと……ううん、一人っ子だよ」ズキ

サシャ「そうですか、残念ですね」

ユミル「どうした兄弟の事なんて聞いて」

サシャ「え?いやぁ、兄弟がいるなら一緒に遊べると思いまして」

コニー「なら父ちゃんと母ちゃんの三人暮らしか、ペットとかいるのか?」

クリスタ「ううん、ペットもいないよ」ズキ

ユミル(こいつらは悪意が無い分直球で来るな……)
80 : 以下、名無しが深夜にお送りします 2013/09/12(木) 02:32:58 ID:aKJmsSEk
サシャ「いやー、まさか電子マネーとは」モグモグ

コニー「カードで買えるのかとビックリしたぜ」

ユミル「あの駄菓子屋は古いからな、対応してなかっただけだよ」

クリスタ「ゴメンねユミル、お金貸してもらって」モグモグ

ユミル「いいよそれぐらい、ただ何万も貸してくれって言われたら無理だけどな」

クリスタ「うん、でも駄菓子って美味しいね」モグモグ

サシャ「そうでしょう!私のオススメはですね!」
82 : 以下、名無しが深夜にお送りします 2013/09/12(木) 02:50:15 ID:aKJmsSEk
ユミル「やっぱ最上階にもなるとすげーな、何回ロック外したんだ?」

クリスタ「数えた事ないからわかんないかな、でもやっぱり多いよね」ピッ

ユミル「ああ、私はこんな面倒な家嫌だね」

クリスタ「でも安全だよ?」

ユミル「泥棒は大丈夫でも地震がきたら崩れるんじゃねえか?」

クリスタ「もう怖いこと言わないでよ!」

ユミル「台風きたら揺れそうだし」

クリスタ「もう!ついたよ」ピッ

ガチャッ
83 : 以下、名無しが深夜にお送りします 2013/09/12(木) 02:58:36 ID:aKJmsSEk
クリスタ「ただいま、お友達連れてきたよー」

ユミル「お邪魔します」

クリスタ母「お帰りなさい、もう連れてきたのね、何もおかm」

ユミル(やっぱか)

ユミル「クリスタ、先に部屋で着替えてこいよ、私はお母さんと話があるから」

クリスタ「話?よくわからないけど着替えてくるね」タッタッ

クリスタ母「あの、間違えてたらごめんなさい、もしかしてユミルさん?」

ユミル「はい、どういう噂を聞いてるかはわかりませんが、そのユミルです」
92 : 以下、名無しが深夜にお送りします 2013/09/12(木) 04:17:50 ID:aKJmsSEk
クリスタ「結局冷蔵庫にまともな食材がなかった……」モグモグ

クリスタ母「いいじゃない、ピザが美味しいから」モグモグ

ユミル「いつもこんな感じなんですか?」モグモグ

クリスタ母「そんな事ないわよ?今日はたまたまよ」モグモグ

ユミル「そうですか」モグモグ

クリスタ「でも昨日はスーパーのお惣菜とご飯だった」

クリスタ母「しっ!恥ずかしいでしょ!」

ユミル(家と食事のバランスがおかしいだろ……)
105 : 以下、名無しが深夜にお送りします 2013/09/13(金) 02:05:29 ID:3FDlCfNE
クリスタ「結局さっきの男子の名前ってなんだったの?」ヒソヒソ

ユミル「あいつか?茶色・ゴリラだ」ヒソヒソ

クリスタ「え?本当に?」ヒソヒソ

ユミル「ああ、だから皆ゴリラって呼んでる」ヒソヒソ

クリスタ「本当にそういう名前の人いるんだね、キラキラネームってやつかな?」ヒソヒソ

ユミル「さあな」ヒソヒソ

アニ(信じてるよ……流石に同情しそうだよ)

ベルトルト(ライナー授業は集中するから今の会話聞こえて無いんだろうな……)
106 : 以下、名無しが深夜にお送りします 2013/09/13(金) 02:16:48 ID:3FDlCfNE
ライナー(休み時間!もう一度クリスタと会話だ!)
ライナー「やっやあクリスタ」

クリスタ「ん、何ゴリラ君」

ライナー「えっ……」

クリスタ「?茶色・ゴリラでしょ?だからゴリラ君!あっ、茶色君の方がよかった?」

ユミル「クリスタ、移動教室なんだ、おいてくぞ」

クリスタ「待ってよユミル!先に行くけどゴメンねゴリラ君」

ユミル「じゃあなゴリラ君」クックックッ

クリスタ「何でユミル笑ってるの?」

ユミル「いや、何でもねぇよ」クックックッ
108 : 以下、名無しが深夜にお送りします 2013/09/13(金) 02:44:02 ID:3FDlCfNE
サシャ「今日はだし巻き卵が多いので幸せです」モグモグ

クリスタ「サシャはだし巻き卵が好きなんだね」モグモグ

サシャ「はい!」モグモグ

ユミル「なあ明日クリスタん家どうする?」

クリスタ「私の家がどうかした?」

ユミル「いっそ泊まるのもありだと思ってな」

サシャ「それはダメですよ」

クリスタ「え?多分大丈夫だと思うよ?」

サシャ「コニーはこれでも男ですよ?」

クリスタ「そっか……」
110 : 以下、名無しが深夜にお送りします 2013/09/13(金) 03:04:28 ID:3FDlCfNE
キーンコーンカーンコーン

ユミル「やっと今日の授業も終わったな」

クリスタ「そうだねー」

ベルトルト(結局ライナーはあの後早退してしまった……)

アニ(よっぽどショックだったんだろーね)

クリスタ「今日は私が電話するね!」プルル

サシャ『はい!どうしました!?』

クリスタ「今授業終わったから何処に行けばいい?」

サシャ『公園です!待ってますねー!』

クリスタ「待っててーじゃあねー」プチッ

クリスタ「公園だって」
112 : 以下、名無しが深夜にお送りします 2013/09/13(金) 03:28:16 ID:3FDlCfNE
ユミル「あいつら鉄棒してんのか?しかもサシャはスカートで」

クリスタ「サシャダメー!!」

サシャ「あ!ユミルにクリスタ!一緒に鉄棒でもどうですか?」

クリスタ「サシャ!スカートで鉄棒しちゃダメだよ!」

サシャ「大丈夫ですよー、下に体育用の短パン履いてますから!ほら」ピラッ

クリスタ「短パン履いててもスカートめくっちゃダメ!」

サシャ「別に誰も見てませんよ」
113 : 以下、名無しが深夜にお送りします 2013/09/13(金) 03:34:38 ID:3FDlCfNE
クリスタ「コニーがいるでしょ!?」

サシャ「別にコニーにパンツ見られたくらいじゃどうも思いませんよ」

コニー「確かに俺もサシャのパンツ見てもどうもおもわ」ゲシッ

コニー「いてえ!何すんだサシャ!」

サシャ「すみません、何となくムカついたので」

コニー「わけわかんねえよ」

クリスタ「もう、次からスカートのまましたらダメだからね?」

サシャ「そこまで言うなら仕方ないですねぇ」
115 : 以下、名無しが深夜にお送りします 2013/09/13(金) 03:54:31 ID:3FDlCfNE
サシャ「ああ、パンが美味しそうですね、あっちのケーキも」ジュルジュル

コニー「汚ねえからヨダレどうにかしろ!」

サシャ「おっとこれは失礼しました」フキフキ

クリスタ「私ケーキ食べよ!」

ユミル「なら私もそうするか」

サシャ「私はパンにします!ここの焼きたてのパンは絶品ですからね!」

コニー「俺は惣菜の唐揚げにするわ」

クリスタ「ユミルは何のケーキにするの?」

ユミル「そうだな、何にしようか」
116 : 以下、名無しが深夜にお送りします 2013/09/13(金) 04:02:49 ID:3FDlCfNE
サシャ「はぁ、焼きたて美味しいですぅ」モグモグ

ユミル「毎度の事だがよく一斤まるまる食えるな」

サシャ「私の胃袋は宇宙ですから~」モグモグ

コニー「ん?どっかで聞いた事ある気がするけど思い出せねえ」モグモグ

クリスタ「ほら私達も食べよ」パカッ

サシャ「何買ったんですか?」モグモグ

クリスタ「私が苺のショートケーキで、はいユミル」

ユミル「ああ、サンキュ」

クリスタ「ユミルがモンブランだよ」
117 : 以下、名無しが深夜にお送りします 2013/09/13(金) 04:09:51 ID:3FDlCfNE
サシャ「基本ですねぇ」モグモグ

ユミル「まあ無難だしな」モグモグ

クリスタ「私はイチゴが好きだから苺のショートケーキ」モグモグ

ユミル「どうだ美味いか?」モグモグ

クリスタ「美味しー!もう幸せー!」モグモグ

ユミル「簡単な奴だな」モグモグ

クリスタ「いいじゃない、ねっサシャ」モグモグ

サシャ「はい!私も何か食べてる時が一番幸せです!」モグモグ
123 : 以下、名無しが深夜にお送りします 2013/09/13(金) 05:07:23 ID:3FDlCfNE
サシャ「どうです?似合いますか?」

クリスタ「サシャ可愛いー!これも併せてみてよ!」

サシャ「こうですか?」

クリスタ「似合う似合う!」

サシャ「ありがとうございます!」

クリスタ「コニー、これ私似合うかな?」

コニー「んー?よくわかんねえけどいいんじゃねえか?」

クリスタ「ありがとコニー!」

サシャ「む、私はどうですかコニー」

コニー「え?お前はそういうヒラヒラしたの似合わね」ゲシッ

コニー「いてえ!」
127 : 以下、名無しが深夜にお送りします 2013/09/13(金) 05:48:48 ID:3FDlCfNE
ピンポーン

クリスタ「あ、来た!誰かな?って誰?」

クリスタ母「ああ、宅配便ね、今開けますね」ポチッ

クリスタ「紛らわしいよー」

クリスタ母「でもまだ朝の9時よ?ユミルさん達はお昼食べて来るんでしょう?」

クリスタ「そうだけどー」

クリスタ母「もう少し落ち着かないと体が持たないわよ?」

クリスタ「うー、待てないよ」

クリスタ母「まったく困った子ね」

クリスタ「ユミルに電話してみよ!」プルルルル
136 : 以下、名無しが深夜にお送りします 2013/09/13(金) 19:00:34 ID:3FDlCfNE
クリスタ母「はいどうぞ、ハムエッグとソーセージ」

ユミル「ありがとうございます、ではいただきます」モグモグ

クリスタ母「どう?お口に合うかしら?」

ユミル「いえ、とても美味しいです」モグモグ

クリスタ「だってお母さん、よかったね」

クリスタ母「うふふ、そうね」

ユミル「なあクリスタ、もしかして他の二人にも連絡したのか?」モグモグ

クリスタ「ううん、ユミルだけだよ?した方がよかった?」

ユミル「いや、呼ばなくていい」
137 : 以下、名無しが深夜にお送りします 2013/09/13(金) 19:16:53 ID:3FDlCfNE
ユミル「ご馳走様でした」カチャカチャ

クリスタ母「あ、そのままにしてていいわよ、私が片付けるから」

ユミル「いえ、これくらいは」

クリスタ母「お客さんなんだから、そのかわりにクリスタの相手お願い」

ユミル「そういう事なら遠慮なく」

クリスタ「ちょっと、子供みたいに言わないでよ!」

ユミル「子供だろ、じゃないと朝から電話してこねえよ」

クリスタ「むー、意地悪ー」

クリスタ母「ふふふ」
141 : 以下、名無しが深夜にお送りします 2013/09/13(金) 22:43:29 ID:3FDlCfNE
ユミル「クリスタ、荷物どうしたらいい?お前の部屋でいいのか?」

クリスタ「うん、私の部屋で寝るでしょ?」

ユミル「いや、そういうのはそっちが決めるんじゃないか?客間とかさ」

クリスタ「うーん、じゃ私の部屋ね!布団三つくらいなら大丈夫な広さだから」

ユミル「はいよ、案内してくれ」

クリスタ「いいよー、こっちこっち」ガチャ

クリスタ「どうぞー」

ユミル「おー、やっぱ広いな、テレビも私ん家よりでけえし」
142 : 以下、名無しが深夜にお送りします 2013/09/13(金) 22:55:22 ID:3FDlCfNE
ユミル「なあ、このドアってまさか」

クリスタ「ウォークインクローゼットだよ?ほら」ガラッ

ユミル「は~、初めて見たぜ、やっぱ高そうな服ばっかだなぁ」

クリスタ「これでも前の家で使ってた奴の一部だよ、他は多分全部処分されたんじゃないかな?」

ユミル「うわ、勿体ねえ……」

クリスタ「仕方ないよ、全部持ってきたら部屋一つじゃ足りないもん」

ユミル「これだから金持ちは、売ればいいだろうに」
146 : 以下、名無しが深夜にお送りします 2013/09/13(金) 23:39:48 ID:3FDlCfNE
ユミル「これさえあればお前がやりたがってたゲームも出来るぞ?」

クリスタ「またまたー、私のことからかってるでしょー」

クリスタ「パソコンはお仕事したりする道具だよ?」

ユミル「ならそう思ってろよ、私はこれで遊ばせてもらうから」カタカタ

クリスタ「え?本当に出来るの?」

ユミル「そう言ってんだろーが」カチッカチッ

ユミル「ほら、これが無料で麻雀出来るサイト」カチッ

ユミル「で、こっちが色んなゲームが出来るサイトだ」

クリスタ「これ全部無料なの!?」

ユミル「ああ、無料だ」
148 : 以下、名無しが深夜にお送りします 2013/09/14(土) 00:05:14 ID:udWVf0.k
クリスタ母「二人とも、お昼出来たわよ」

ユミル「すみません、ありがとうございます」

クリスタ母「ほらクリスタも」

クリスタ「待って、今いいとk」グイッ

クリスタ「えっ?あれ?ユミル!?降ろして!今いいところなの!」ジタバタ

ユミル「はまりすぎだバカ、昼飯食うぞ」

クリスタ「え?え!?あっ!ごめんなさい、夢中になってた」

ユミル「ほどほどにな?」

クリスタ「はい……」
149 : 以下、名無しが深夜にお送りします 2013/09/14(土) 00:18:48 ID:udWVf0.k
ユミスタ「いただきます」

クリスタ母「どーぞー」

ユミル「このパスタ美味しいです」モグモグ

クリスタ母「本当?よかった、クリスタはどう?」

クリスタ「美味しいよ!」モグモグ

クリスタ母「ありがと、そうだユミルさん、夜に食べたい物や好きな物教えてもらえる?」

ユミル「え?」

クリスタ母「晩御飯の参考にね」

ユミル「生き血を少々」

クリスタ母「……えっ……?」
157 : 以下、名無しが深夜にお送りします 2013/09/14(土) 01:35:30 ID:udWVf0.k
ガチャ

クリスタ母「はいジュースとお菓子、サシャちゃんだけ特別に二つね」

サシャ「いいんですか!?ありがとうございます!」

クリスタ母「ふふふ、それじゃお母さん少しお買い物に行ってくるから」

クリスタ「わかった、ありがとねお母さん」

クリスタ母「それじゃ皆ケンカしないようにね」ガチャ

サシャ「クリスタのお母さんは神様です」

クリスタ「大袈裟だよー」
158 : 以下、名無しが深夜にお送りします 2013/09/14(土) 01:45:54 ID:udWVf0.k
ユミル「コニー、さっきから無口だがどうした?」

コニー「え?あっ、いやクリスタの母ちゃん……だよな?」

クリスタ「そうだけど?」

コニー「スゲー若くて綺麗だから緊張しちまった、姉ちゃんかと思ったぜ」ゲシッ

コニー「いてえな!なんだよ!」

サシャ「いえ、何も?でも確かに綺麗でしたね」

クリスタ「二人ともありがとね」

ユミル「ほら、話はその辺でゲームテレビに繋げよ」

コニサシャ「了解」
173 : 以下、名無しが深夜にお送りします 2013/09/14(土) 04:16:07 ID:udWVf0.k
クリスタ母「ただいまーって遊んでて気付かないかな?」

ガチャ

クリスタ「お帰りなさいお母さん!」

コニー「荷物重いでしょう?僕が持ちますよ!」

ユミル「おいサシャ、あいつ誰だ?」ヒソヒソ

サシャ「知りません、ちょっと殴ってきます」ヒソヒソ

ゴンッ

コニー「いてえ!何で殴るんだよ!」

サシャ「知りません!」

クリスタ母「ふふふ、サシャちゃんも大変ね」

コニスタ「?」
174 : 以下、名無しが深夜にお送りします 2013/09/14(土) 04:27:28 ID:udWVf0.k
クリスタ「それでね、お母さんも一緒にモノトリーやらない?」

クリスタ母「え?お母さんも?」

ユミル「特に用がなければですが、どうですか?」

コニー「ユミルってこんな喋り方だったか?」ヒソヒソ

サシャ「私達の両親とかにはいつもこうじゃないですか」ヒソヒソ

コニー「そうだっけ?」

クリスタ「一緒にやろーよ!」

クリスタ母「仕方ないわねぇ、一回だけよ?」

クリスタ「やったー!」
178 : 以下、名無しが深夜にお送りします 2013/09/14(土) 05:11:48 ID:udWVf0.k
サシャ「ふっふっふっ、最初にユミルが破産ですね!」

ユミル「止まるマス全部他人のマスとかありえねえだろ……」

クリスタ母「サシャちゃんお金持ちねぇ」

コニー「次は俺だな」コロコロ

コニー「えっと7マス先は……うわっ、他人のマスだ」

クリスタ母「ふふふ、ごめんなさいね、少し頂くわね」

コニー「はい!どうぞ!」

クリスタ「次私ね!」

ユミル(確かに金もマス数もサシャがトップだが場所が悪いな)
180 : 以下、名無しが深夜にお送りします 2013/09/14(土) 05:31:06 ID:udWVf0.k
サシャ「10以上!10以上出てください!」コロコロ

サシャ「3……まいりました……」

ユミル「な、言っただろ?」

クリスタ「お母さん強ーい!おめでとー!」

クリスタ母「ふふふ、ありがと」

サシャ「途中まではいい感じだったんですが、気付いたら負けてました」

コニー「ユミルはお前が勝ってる時からクリスタの母ちゃんが勝つって言ってたぞ」

サシャ「え?本当ですかユミル!?」

ユミル「ああ、あれじゃ5、6回に1回くらいしか勝てねえよ」

サシャ「そんなー」
181 : 以下、名無しが深夜にお送りします 2013/09/14(土) 05:41:34 ID:udWVf0.k
クリスタ母「楽しかったわ、また今度しましょうね」

サシャ「次は負けませんよ!?」

クリスタ「私だって負けないんだから!」

コニー「お、俺だって!」

ユミル「クリスタはともかく、お前等二人はもう少し考えないといつまでたっても勝てないぞ?」

サシャ「最初に負けた人が言っても負け惜しみにしか聞こえませーん!」

コニー「そうだぜ、一周も出来なかったくせに」

ゴッゴッ

サシャ「痛いです!」ジンジン

コニー「いてえ!血出てねえか!?」ジンジン
182 : 以下、名無しが深夜にお送りします 2013/09/14(土) 05:54:35 ID:udWVf0.k
コニー「ん?うわっもうこんな時間か!そろそろ帰らねえと」

サシャ「外も大分暗くなってますね」

コニー「クリスタ、帰る前にベランダから外見てもいいか?」

クリスタ「いいよ!こっちこっち、落ちないでね?」

サシャ「あ!私も見たいです!ほらユミルも!」グイッ

ユミル「わかったわかった、だから引っ張んな」

クリスタ「ほら早くー!」

ユミル「はいはい」

クリスタ母「ふふふふ」
184 : 以下、名無しが深夜にお送りします 2013/09/14(土) 06:13:13 ID:udWVf0.k
コニー「じゃ俺帰るな!」

クリスタ「本当にゲームいいの?」

コニー「ああ、古いから普段しねえから今度来たときまで貸してやるよ」

クリスタ「ありがとねコニー」

コニー「おう、それじゃまた月曜学校でな!サシャとユミルも!」

サシャ「気をつけて下さいね」

ユミル「おう、またな!」

コニー「んじゃ、お邪魔しました~」ガチャ

コニー(あれ?帰るのはカードみたいなのいらねえのか?まあいいか)
191 : 以下、名無しが深夜にお送りします 2013/09/14(土) 22:57:14 ID:udWVf0.k
クリスタ「~♪~♪」ゴシゴシ

クリスタ(ご飯食べた後何しよっかな~)ゴシゴシ

クリスタ(お母さんモノトリー強かったな~)バシャァァ
クリスタ「~♪~♪」チャプッ

クリスタ(気持ちいい~)

クリスタ(ぷよリスでユミルに勝ちたいな~、どうやったら勝てるんだろ)

クリスタ(凄い早さで積んで行くから勝てないな~)
クリスタ(ボンバー男も楽しかったな、コニー沢山狙われてて可哀相だったけど)

クリスタ「~♪~♪」
193 : 以下、名無しが深夜にお送りします 2013/09/14(土) 23:09:30 ID:udWVf0.k
コンコン

サシャ「クリスタ~?生きてますか~?」

クリスタ「え?サシャ?どうしたの?」

サシャ「いえ、中々出てこないので様子を見にきました」

クリスタ「え?もうそんな時間!?」

サシャ「かれこれ40分ですかね」

クリスタ「ええ!?出る!すぐに出るよ!」バシャン
サシャ「では私は戻りますね」

クリスタ「うん、心配してくれてありがとね」

サシャ「いえいえ~」
194 : 以下、名無しが深夜にお送りします 2013/09/14(土) 23:18:49 ID:udWVf0.k
クリスタ「あがったよ~、サシャ次どうぞ~」

ユミル「うわ、お前顔真っ赤だぞ?少し水飲め、ほら」

クリスタ「ありがとユミル~、んっんっ」ゴクゴク

サシャ「お風呂なんですが、実はもうご飯が出来たので先に食べる事になりました」

クリスタ「えー!?じゃあ私何もすることないの!?」

ユミル「そりゃ顔が真っ赤になるまでゆっくりしてりゃ何も残んねえよ」

クリスタ「そんな~」
195 : 以下、名無しが深夜にお送りします 2013/09/14(土) 23:30:29 ID:udWVf0.k
四人「いただきます」

クリスタ「凄ーい、これ三人で作ったの?」

クリスタ母「そうよー、サラダはサシャちゃん、鯖味噌はユミルさん」

クリスタ母「残りがお母さんよ」

サシャ「このだし巻き卵美味しいです!」モグモグ

ユミル「お味噌汁と南瓜の煮付けも美味しいですよ」モグモグ

クリスタ母「ふふふ、ありがと、ご飯のおかわりあるから遠慮なく言ってね」

サシャ「おかわり下さい!」モグモグ
197 : 以下、名無しが深夜にお送りします 2013/09/14(土) 23:51:08 ID:udWVf0.k
サシャ「~♪~♪」ゴシゴシ

サシャ(はー、美味しかったですね)ゴシゴシ

サシャ(少し物足りませんがパン等持ってきたので大丈夫ですね)ゴシゴシ

サシャ(あれ?あまり泡立ちませんね?)ヒョイ

サシャ(あっ、ボディソープじゃなくてリンスでした……)

サシャ(通りで気持ち悪い気がしました)バシャァァ

サシャ(うぇっ、中々落ちませんね、もうこの上からボディソープで洗いましょう)ゴシゴシ
202 : 以下、名無しが深夜にお送りします 2013/09/15(日) 01:37:45 ID:llt6rXUk
ユミル「はぁ……甘やかさないで下さい」

サシャ「ユミルお帰りなさい、一緒にどうですか?」モグモグ

クリスタ「ユミルの分のイチゴもちゃんとあるからね」モグモグ

クリスタ母「安かったから買ってきたのよ、クリスタもイチゴ好きだし」

クリスタ「へへへー」

クリスタ母「ほらユミルさんも、早くしないとサシャちゃんに食べられるわよ?」

サシャ「ユミルいらないなら下さい」モグモグ

ユミル「誰がやるかバーカ、お前は遠慮ってのを覚えろ!」
203 : 以下、名無しが深夜にお送りします 2013/09/15(日) 01:45:23 ID:llt6rXUk
サシャ「はぁ、イチゴ美味しかったです」

クリスタ「だねー」

クリスタ母「ふふ」カチャ

ユミル「あ、私が片付けますんでお風呂入ってきて下さい」

クリスタ母「いいのよ気を使わなくても?」

ユミル「いえ、今日のせめてものお礼だと思ってやらせて下さい」

クリスタ母「そう?じゃあお願いしようかしら」

ユミル「ありがとうございます、ほらサシャ、お前も手伝え」

サシャ「はい!ピカピカにして見せます!」
205 : 以下、名無しが深夜にお送りします 2013/09/15(日) 02:08:52 ID:llt6rXUk
クリスタ「でもさすがに食後はきついよ」

サシャ「確かに食後はきつそうです、吐いちゃうんじゃないですか?」

ユミル「確かにな、これだけ貧弱だとな……」ガチャガチャ

サシャ「筋トレは明日におあずけですね」フキフキ

クリスタ「えー、なら二人も一緒にだからねー?」

ユミル「私は嫌だよ、きついし必要ねえし」ガチャガチャ

サシャ「私も嫌ですよ、筋肉痛になると痛いですから」フキフキ

クリスタ「何それ、私だけきついじゃない!」
207 : 以下、名無しが深夜にお送りします 2013/09/15(日) 02:34:03 ID:llt6rXUk
サシャ「あれ?セーブデータがありますね」

ユミル「どうでもいい、初めからやるぞ」

サシャ「了解です」ポチ

ユミル「名前とか初期設定でいいぞ」

サシャ「そうですね」ポチ
サシャ「あ、年数どうしますか?」

ユミル「10年くらいでいいんじゃねえか?」

サシャ「10年っと」ポチ

ユミル「ほらクリスタ、コントローラのボタン押してサイコロ止めろ」ポチ

クリスタ「オッケー」ポチ
209 : 以下、名無しが深夜にお送りします 2013/09/15(日) 02:56:50 ID:llt6rXUk
コンコン

クリスタ「はーい、何お母さん?」ガチャ

クリスタ母「ユミルさんとサシャちゃんのお布団運んでくれる?」

ユミル「あ、すみません!ほらサシャ、運ぶぞ!」

サシャ「はい!」

クリスタ母「こっちの部屋の押し入れの中なのよ」ガラッ

クリスタ母「この上に乗ってる二つよ」

ユミル「よし、サシャ引っ張るぞ」

ユミサシャ「せーの!」グイッ

ボスンッ

ユミル「もう一個いくぞ」

ユミサシャ「せーの!」グイッ
211 : 以下、名無しが深夜にお送りします 2013/09/15(日) 03:16:01 ID:llt6rXUk
サシャ「この布団フカフカで気持ちいいですよ」ボフボフ

ユミル「確かにな、押し入れに入れてたとは思えねえな」ボフッ

クリスタ「さっ続きやろ?」

サシャ「そうですね、ってあれ?動きませんね」ポチポチ

ユミル「え、マジか?」ポチポチ

クリスタ「あれ?どうしたらいいの?」ポチポチ

ユミル「あー、これは布団敷く時にやっちゃったな」

サシャ「ぽいですね」

クリスタ「え?どういう事?」
213 : 以下、名無しが深夜にお送りします 2013/09/15(日) 03:32:17 ID:llt6rXUk
クリスタ「ユミルは最下位だったもんね……」

ユミル「うるせーな、仕方ねーだろ!どうしようもねえんだよ」

サシャ「トップの私も辛いですが、こればかりは諦めて下さい」

クリスタ「サシャが言うなら、わかった」

ユミル「ああもう!ゲームにそこまでマジになんなよな!」イラッ

クリスタ「うん……」

ユミル「ほら、電気消すぞ」カチッ

サシャ「早く寝て早く起きて遊びましょう!」
214 : 以下、名無しが深夜にお送りします 2013/09/15(日) 03:39:39 ID:llt6rXUk
チッチッチッチッチッチッチッチッチッ

ブッ

ユミル「ふざけんなこのバカ!」

サシャ「仕方ないじゃないですか!出てしまったんですから」

クリスタ「ふふふふふ、サシャダメだよ女の子なんだから」

サシャ「そういわれましても、あっ」ブフッ

ユミル「あー!お前だけ廊下で寝ろ!」

サシャ「そんなー!」

クリスタ「サシャったらブフッって……ふふふふふ……」プルプル

プップップスー

ユミスタ「サシャー!!」




おわり

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