1 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2014/02/17(月) 04:54:00.79 ID:MxLUTP2Z0
ハルヒ「・・・え?」

キョン「え?じゃないだろ、今日はやけに静かじゃないか」

ハルヒ「・・・」

キョン「何でめがねかけてるんだ?それにやけに地味な髪型して」

ハルヒ「・・・うっ・・・うん」

キョン「おい、これも何かの儀式化何かか?宇宙人でも呼び出す合図か?」

ハルヒ「・・・違うけど・・・」

谷口「おい、お前なに涼宮に話しかけてるんだよ」

キョン「いつも話してるだろ」

谷口「何いってるんだ、こいつに話しかけるやつなんてこのクラスにはいないだろ、なぁ?」

国木田「うん、涼宮さんおとなしいし、話しかけても返事しないからね」

キョン「お前ら何言ってるんだよ、おいハルヒ!」

ハルヒ「・・・ううっ」

谷口「お前なに泣かせてるんだよ」

ハルヒ「えっ・・・本当に泣いてるのか?」

引用元: http://hayabusa.2ch.net/test/read.cgi/news4vip/1392580440/

3 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2014/02/17(月) 04:58:22.29 ID:MxLUTP2Z0
まちがった

4 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2014/02/17(月) 04:58:30.41 ID:staIQK0g0
>ハルヒ「えっ・・・本当に泣いてるのか?」

???
7 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2014/02/17(月) 05:01:45.35 ID:MxLUTP2Z0
キョン「お前ら何言ってるんだよ、おいハルヒ!」

ハルヒ「・・・ううっ」

谷口「お前なに泣かせてるんだよ」

キョン「えっ・・・本当に泣いてるのか?」

ハルヒ「ううっ・・・ひっく・・・うう」

国木田「あーあ、泣かせっちゃった」

キョン「おい、冗談はやめろよ!」

ハルヒ「ううっううっ・・・」

谷口「お前・・・」

キョン「本当に泣いてるのか?」

朝倉「どうしたの、あらら涼宮さん泣いてるじゃない」

キョン「こっこれは違うんだ」

朝倉「あなた泣けたのね、めったに声聞けないから面白いわ」

キョン「え?」

谷口「相変わらず朝倉こえーやつだな」
8 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2014/02/17(月) 05:04:42.76 ID:MxLUTP2Z0
キョン(どういうことだ、みんながそろって俺をだましているようにも見えないし)

ハルヒ「・・・」

キョン(それにハルヒはこんなにおとなしくできるわけがない、というか顔は同じだがまったくの他人だ)

ハルヒ「・・・」

キョン「さっきはごめん」

ハルヒ「・・・もういいよ」

キョン「俺がちょっと勘違いしてたんだ」

ハルヒ「気にしてないし・・・」

キョン(そもそもハルヒはこんなにおどおどしてるわけがない、これはつまり何かしら世界に変化が起こったということか?)

ハルヒ「・・・」

キョン(やっぱりここはあいつに頼むしかないな)
11 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2014/02/17(月) 05:10:23.08 ID:MxLUTP2Z0
キョン「文芸部部室はそのままあるな」

ガチャッ

男子「?」

キョン「あれ?」

男子「どうしたの?」

キョン「いや、ここにいつもいる奴に会いに来たんだが」

男子「いつもって、ここには僕しかいないけど?」

キョン「すまん、勘違いだった。長門という奴に会いにきたんだが」

男子「長門は僕だよ、もしかして入部希望者?」

キョン「え?」

長門「入部なら大歓迎だよ、何せ文芸部には僕しかいないからね」

キョン(・・・確かに、言われてみれば長門に似てる)

長門「さぁ入って入って」

キョン「・・・おじゃまします」
15 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2014/02/17(月) 05:13:59.94 ID:MxLUTP2Z0
長門「本は好きなの?」

キョン「いやそういうわけじゃないんだが」

長門「いいよ、本はきっかけがあれば読むようになるし、僕も実は高校に入ってから読むようになったんだ」

キョン「・・・なぁ、単刀直入に聞くが、もしかしてお前は宇宙人か?」

長門「え?」

キョン「対有機生命体コンタクト用ヒューマノイド・インターフェースじゃないのか?」

長門「あー、そういうことか」

キョン(やはり、性別だけが入れ替わってるだけか)

長門「SF小説が好きなんだね?ここの図書室にはそういうの少ないよね、でも僕が貸してあげるよ、何がいい?」

キョン「・・・違うのか?」

長門「え、違うって?」

キョン「・・・いやいい、すまん、今日のところは帰らせてもらう」

長門「そう?とりあえずこれ入部届けだから、絶対入ってよ!」
18 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2014/02/17(月) 05:24:15.61 ID:MxLUTP2Z0
キョン「長門は名前と顔に面影が残ってるくらいで別人だったな」

みくる「キョン君今日は部活早く終わるから待っててね」

キョン「・・・え?」

みくる「どうしたの?」

キョン「朝比奈さん俺の事わかるんですか?」

みくる「何言ってるの、わかるに決まってるじゃない」

キョン「そうですか、良かった・・・」

みくる「わかった、また私をからかってるんでしょ?」

キョン「からかってませんよ」

みくる「だって私の事朝比奈さんって言ったじゃない」

キョン「え、苗字は朝比奈さんじゃないんですか?」

みくる「やっぱり・・・みくる!いつもみたいにそう呼んでよね」

キョン「え、名前でいつも呼んでるんですか?」

みくる「その敬語もやめてよ、付き合う時に敬語を止めて私の名前を呼ぶって決めたじゃない」

キョン「え・・・俺と朝比奈・・・みくるさんは付き合ってるんですか?」
20 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2014/02/17(月) 05:27:44.17 ID:MxLUTP2Z0
キョン「・・・まさか俺と朝比奈さんが付き合ってるなんてな」

国木田「また彼女待ってるの?」

キョン「なぁ、俺が誰と付き合ってるか知ってるか?」

国木田「また自慢?いいよねキョンは、学校一美少女でおっぱいが大きい朝比奈さんと付き合えて」

キョン(やっぱり嘘じゃないようだな)

国木田「・・・いつも二人で教室にいるよね」

キョン「二人?」

ハルヒ「・・・」

キョン「なんだお前いたのか」

ハルヒ「・・・」

キョン「そんな角っこにいないで自分の席に座ったらどうだ?」

国木田「何で今日は涼宮さんに話しかけるのさ」

キョン「いつも話してないのか?」

国木田「いつも無視してるじゃん、まぁ僕もあまり話しかけないけど」

ハルヒ「・・・」
22 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2014/02/17(月) 05:31:04.10 ID:MxLUTP2Z0
キョン「そうだ、二人とも古泉って知ってるか?」

国木田「こいずみ?」

キョン「古いに泉って書くんだが」

国木田「知らない、芸能人?」

キョン「いやそれならいいんだが、お前は知ってるか?」

ハルヒ「・・・しらないけど」

キョン「転校生とかは?」

国木田「転校生なんて誰もいないよ」

キョン「このクラスじゃないんだが」

国木田「転校生が他のクラスに来たら少なからず話題になるよ、ああ2.3年生ならわからないけど」

キョン「ならいいんだ」

ハルヒ「・・・転校生が今度来るって、先生たちが話してるのは聞いたけど」

キョン「本当か?」

ハルヒ「うん・・・」

国木田「へぇー、今日は涼宮さん結構しゃべるね」
23 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2014/02/17(月) 05:34:23.36 ID:MxLUTP2Z0
キョン「という事は、古泉はこれから来るということか」

ハルヒ「その転校生が古泉って人かどうかは知らないけど・・・」

キョン「いやおそらく古泉だ、ありがとうな」

ハルヒ「・・・うん」

国木田「涼宮さんって結構美人だよね」

ハルヒ「そっそんな事ないよ!」

国木田「ねぇそう思うよね?」

キョン「ああ、最初見たときからすんげー美少女だとは思ってたが」

ハルヒ「・・・そんな、大げさだよ、私なんかブスだし」

キョン「そんな事ないぞ、お前は美人だから自身を持て」

ハルヒ「本当?」

キョン「嘘ついてどうするんだよ、俺を信じろ!」

ハルヒ「・・・うん、信じる」

国木田(僕から話題振ったんだけどなぁ・・・)
30 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2014/02/17(月) 06:44:04.54 ID:MxLUTP2Z0
もうこんな時間だ

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