1 : ◆oCJZGVXoGI 2014/07/29(火) 22:49:22.76 ID:mWkMfGeA0
ちひろ「どう、って……三つ編みの事ですか?」

モバP(以下P)「えぇ。実は前々から気にはなってたんですよ」

ちひろ「普通に編んでるだけですけど?」

P「いや、普通にって言われてもその普通がわからない訳でして」

ちひろ「そういうモノですか?」

P「身近に三つ編みストがいれば違うんでしょうけど、生憎俺の母はショートなもんで」

ちひろ「(三つ編みスト?)じゃあ基本的な三つ編みの編み方を教えましょうか?」

P「よろしくお願いします」


SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1406641752

引用元: http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1406641752/

2 : ◆oCJZGVXoGI 2014/07/29(火) 22:53:20.32 ID:mWkMfGeA0
ちひろ「とは言っても、プロデューサーさんの髪じゃ無理ですし……」

P「まぁ短く刈りこんでますからね。そういう訳なんだ輝子、お前の髪を編ませてくれないか?」

輝子「か、構わない…ぜ。フヒッ」ノソッ

ちひろ「い、いたのね輝子ちゃん。あ、ポーチから予備のヘアゴムとブラシを持ってきますから待っててくださいね」

P「はーい」

輝子「お、おーけー……」



3 : ◆oCJZGVXoGI 2014/07/29(火) 22:56:46.91 ID:mWkMfGeA0
ちひろ「お待たせしました。では先ずブラシで髪を梳かしますね」

P「あ、それもやってみたいです」

ちひろ「輝子ちゃんはいい?」

輝子「お、おう…」

P「んじゃ失礼するぜ。……力加減はこんなもんで平気か?」シュッシュツ

輝子「…うまいじゃないか、し、親友…」

ちひろ「三つ編みは最初に編みたい部分の毛束を3等分にします。今日はお下げの1つ結び、簡単に言えば私と同じようにしますね」

P「了解でーす。輝子って髪の量が多いよなぁ、重くねぇの?」

輝子「す、少し…」

5 : ◆oCJZGVXoGI 2014/07/29(火) 23:03:48.71 ID:mWkMfGeA0
ちひろ「本来ならやりませんが、プロデューサーさんにもわかるように3等分した髪を予めヘアゴムで纏めておきますね」

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  A  B  C

ちひろ「それぞれの毛束を左からABCと呼びますね」

ちひろ「先ず、右端のCの毛束をAとBの間に持っていきます※1」

P「えーっと、Bの上に重ねる感じですか?」

ちひろ「そうです。毛束が左からACBになりましたよね?」


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  |    / \
  |   /   |
  A   C    B

7 : ◆oCJZGVXoGI 2014/07/29(火) 23:12:45.43 ID:mWkMfGeA0

ちひろ「次に左端のAの毛束をCとBの間に持っていきます※2」


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      \ /
      /|\
    /  |  \ 
   C   A   B

ちひろ「ここまでは大丈夫ですか?」

P「え~~っとぉ、端っこの毛束を、他の2つの毛束の間に持っていくんですよね?だから結果としては真ん中に持ってくことに、なる?」

輝子「が、頑張れ親友…」

ちひろ「その通りです。今毛束は左からCABになってますよね?先程は左端の毛束を移動させましたから次は左端の毛束を移動させます」

P「んっと、BをCとAの間に持っていく、っと」

ちひろ「後は※1と2の行程を繰り返していくだけです」

P「うっす」
8 : ◆oCJZGVXoGI 2014/07/29(火) 23:18:45.50 ID:mWkMfGeA0
数分後

P「先生、これ以上は毛が足りないから編めません!」

ちひろ「誰が先生ですか。では最後にこのシュシュで3つの毛束を纏めてあげましょう」

P「このフレンチク○ーラーみたいの、シュシュって言うんですか」

ちひろ「言われてみれば似てますね」

P「……よしっと!出来たー!」

※参考画像はありません

ちひろ「お疲れ様でした。はい、輝子ちゃん。鏡」

輝子「あ、ども…。おぉ、ちゃんと出来てる…」

P「なんかイメージ変わるなぁ。可愛いじゃないか」

輝子「さ、サンキュー。フヒッ」

ちひろ「プロデューサーさんは初めてでしたから時間がかかりましたけど、慣れればパパっと出来るようになりますよ」

9 : ◆oCJZGVXoGI 2014/07/29(火) 23:23:51.22 ID:mWkMfGeA0
ちひろ「プロデューサーさんは初めてでしたから時間がかかりましたけど、慣れればパパっと出来るようになりますよ」

P「ちひろさん、なんか俺三つ編み欲がモリモリ湧いてきました!」

ちひろ「なんですか三つ編み欲って。でも予備のヘアゴムは先程の3つしかありませんし、第一誰の髪を編むんですか?」

P「予備が無いなら買えばいいじゃないですか。つー訳で輝子、ちょっくら買い物行くべ。ついでに昼飯も買おう」

輝子「い、いいのか…?」

P「おうよ。髪は……とりあえず拓海と光と文香を呼んでみよう」ポパピプペ

ちひろ「あ、お昼買うなら私の分もお願い出来ますか?」

P「了解でーす。あ、今輝子に使ってるフ○ンチクルーラーは後で返しますんで」

ちひろ「シュシュですって。熱中症には気をつけてくださいねー」

P「うーい」

その後、アイドルの間で三つ編みが流行ったとか流行らなかったとか

おしまい

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